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200万円の決断!京都市の突き抜ける人口減少対策とは?


俺、来月引越しすんねん。



「え、どこに?」
滋賀。
「なんでなん?」
琵琶湖あるし
「京都は鴨川あるやん。」
家高いねん!京都市は。
(本音すぎる・・・)
 

2024年1月1日時点の京都市の人口は144.1万人。
10年前と比較するとマイナス3.3万人。
そして2023年の京都市の市外転出者数は5.38万人でした・・・

このまま転出だけが続くとすれば、単純計算京都市から27年後に人がいなくなるってこと!?。(2023年の転入等による人口増は4.88万人ですし、まさかとは思いますが…)

京都市にとってこの人口減少は、「行政サービス縮小」「地域コミュニティの担い手不足」「まちの活力低下」等、まちの未来に大きく関わるもの。もはやタダゴトではありません。。。

京都市では、人口流出をなんとかするため、さまざまな取組をしています。そのターゲットは・・・


ずばり
「若者・子育て世代」


「就職」「結婚」「子育て」等の人生の節目。
こういう時に引越しすること多いですよね。
まさに京都市もこの節目の転出(人口流出)が目立っています。
 

こうした中、京都市は今年突き抜ける人口減少対策を実施します!


その名も
京都安心すまい応援金


今年の8月22日からエントリーが開始しますので、制度のポイントをお伝えします!


■「京都安心すまい応援金」とは

子どもの誕生や成長に合わせて住宅取得を応援する制度


ー【思い】なんで応援金なの?

この応援金は、京都市内で持ち家を購入する。つまり、市内で住み続けていただくことを後押しするものです。補助金との併用もできる等、自由度も高く、「京都に住みたい!住み続けたい!」と思う方に少しでも応えたい。そんな京都市の思いが詰まった事業です。


ー【要件】どんな人がもらえるの?

以下3点の条件を満たす世帯が対象です!
①未就学の子ども(妊娠を含む)がいる世帯
②居住用として既存(中古)住宅(築5年以上で500万円(税抜)以上のもの)を購入
③購入後にリフォーム工事(市内事業者が施工)を実施

新築よりも立地や価格帯の選択肢が多く、自分好みにカスタマイズする楽しみを味わえる既存(中古)住宅をご提案しています!


ー【金額】いくらもらえるの?

最大200万円が交付されます!「既存住宅の取得・リフォーム」を行うことで基本額として100万円を交付。そこから更に以下の要件を満たすと1件あたり50万円ずつ最大100万円までが加算されます。

  • 子どもが2人以上いる世帯

  • 購入する既存住宅が「京町家等」または「管理計画認定を受けたマンション」

  • 京都市外からの移住


ー【併用】他の補助金制度とも併用できるの!?

できます!他の補助金をうまく組み合わせて、安心・快適に住んでいただけるマイホームを手に入れていただきたい!という思いを込めて制度設計しました。ただし、各補助金の要件を満たす必要がありますので要注意(正直ハードルが高いものもあります)です!詳しい制度や要件等については、以下のページから抜け目なく確認をお願いします


■交付のモデルケース

ー ケース①:4人家族のAさん

■プロフィール
・家族構成:夫、妻、子ども2人(8歳、4歳)
・京都市在住
京都市内の戸建て住宅を購入し転居予定
耐震・防火改修工事を実施

【交付額:最大350万円】
・すまい応援金:150万円(基本額100万円+50万円(子ども2人))
・木造住宅の耐震・防火改修工事の補助金(「まちの匠・ぷらす」):最大200万円


ー ケース②:3人家族のBさん

■プロフィール
・家族構成:夫、妻、子ども1人(4歳)
・東京都在住
京都市内の中古(管理計画認定)マンションを購入し移住予定
リフォームを実施

【交付額:200万円+α】
・すまい応援金:200万円(基本額100万円+100万円(管理計画認定マンションを購入、市外からの転入)

マンションは市の補助金が対象外になりますが、窓の断熱改修、高断熱浴槽や節水型トイレの設置等で国の補助金があったりします!上手く活用していただきたいです!


ー ケース③:5人家族のCさん

■プロフィール
・家族構成:夫、妻、子ども3人(7歳、2歳、1歳)
・京都市在住
京都市内の京町家を購入転居予定
断熱改修工事を実施・省エネ機器を設置
耐震・防火改修工事を実施

【交付額:最大920万円】
・すまい応援金:200万円(基本額100万円+100万円(子ども2人以上、京町家の購入))
・断熱改修工事・省エネ機器設置に関する補助金:最大420万円
・京町家の耐震・防火改修工事の補助金(まちの匠・ぷらす):最大300万円

正直「ケース③」は、工事内容や実際に係るお金を考えるとかなりのレアケースになると想像しています。ただ京都市には、魅力的な京町家も多いので、興味はお持ちいただきたいんです…

■受付開始はいつからですか?

今年の8月22日から開始します!2024(令和6)年度の詳細日程は以下のとおりです。
①エントリー(事前申出):2024年8月22日から2025年3月31日まで
②交付申請:2024年8月22日から2025年12月31日まで

※受付は原則オンライン(提出書類については、郵送・持参も可)
2025(令和7)年度も実施します。まずは手続の流れの確認を!

■注意点はありますか?

エントリーや申請のタイミングが重要です!
既存住宅の契約・購入」後に『エントリー(事前申出)』を行い、「リフォーム工事」「転居(住民票異動)」を行ってから『交付申請』が必要です。エントリー(事前申出)のタイミングを逃すと交付申請ができなくなってしまうため要注意です!

申請の流れ(赤字が「京都安心すまい応援金」の申請手続きが必要なところ


■エントリーはココから!

2024年8月22日(木)午前9時30分からエントリー開始!
(要件や手続き方法等がご覧いただけます)

■その他にも!?

京都市では、この応援金の申請をはじめ、すまいに関するあらゆる相談ができる総合窓口などがあります!これを機にぜひご覧ください!

京《みやこ 》安心すまいセンター
(住まいに関する相談対応・普及啓発・情報提供など、市民のみなさまにご利用いただける「すまいのワンストップ総合窓口」)

安すまパートナー
(中古住宅のすまい探しやリフォームなどに詳しい、地域に根差した安心できる事業者の情報やリフォーム事例の検索等ができます)

Dig Home Project
(「価値はあなたが選ぶ」をテーマに、自分にとって価値がある中古住宅を掘り出す(ディグる)視点やアイデア、物件の活用方法を紹介しています)

📝イシ
広報担当3年目の元会社員。社会人初めに住んだ場所は、猪と鹿が走りまわるほどの他県の田舎。頻繁に家を訪れる虫。そして繋がらないWi-Fi、閉店するコンビニ…一方で忘れられない美味しい空気とプラネタリウムを超える満点の星空。ただ生活の便利さもほしい・・・京都市は都会と自然の両方があります。そんな京都はどうですか?

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