見出し画像

5TO9レポート|"芸大生×児童館”革のキーホルダーづくりワークショップを開催しました!

夏休みのある1日
京都駅東部・東南部エリアの児童館において京都市立芸術大学の学生さん企画によるワークショップを実施しました。


今回のイベント実施のきっかけは、児童館からのご相談から。
 
児童館:「昨年実施したコンテンポラリーダンス(※)のようなイベントを芸大生にお願いできないでしょうか?」
  ※ 「5TO9+」第11号に掲載しています!


これを受けて、「5TO9」でもご紹介した
芸大生、鳥井直輝さんに相談したところ快いお返事をいただきました。

鳥井さん:「いいですよ、何か企画を考えます。」
 
そこから芸大生と児童館の方との顔合わせ、打ち合わせが始まり、1日で3つの児童館を回り、革を使ったキーホルダーづくりワークショップを実施することになりました。
 

子どもたちの個性が垣間見えた、山王児童館

低学年の児童が多く、児童館の方にもサポートいただきながらワークショップが始まりました。

はじめに、作り方の説明を聞いてから、
好きな色、好きな手触りなどからキーホルダーにする革を選びます。

児童たちは様々な革に触ったり、相談したりしながら自由に革選びをしていました。


次にハサミを使って革を細長く切る作業。

革の素材によっては少し力が必要なものもあり苦戦している子もいましたが、一生懸命集中して作業に取り組んでいました。


最後に、切った革をキーホルダーの穴に通して1つにまとめる作業。

切った革が太くてキーホルダーの穴に通らず細さを調整する子、ちからいっぱい突っ込んでみる子など、作る過程で子どもたちの個性が垣間見えました。


仕上げに、革の長さを調整して完成
です!
できあがると2個目、3個目を作り始める子もいました。
 

隣接する福祉施設の方も興味深々、希望の家児童館

こちらにはたくさんの児童が集まっていたため、2部に分けてキーホルダーづくりを行いました。
 
どんなものを作るのか気になって入口から覗く2部の子のほかにも、併設されている地域福祉センター利用者の方が覗きに来られたりと賑やかな雰囲気でワークショップが進みました。

崇仁児童館では、高学年が低学年をサポートする光景も

こちらもたくさんの児童が集まっていたため2部開催としました。
ここでは2部に、1部で参加した高学年の子が低学年の子に作り方を教える光景がありました。


どの児童館も楽しく作業が進み、あっという間に時間が過ぎました。
 
ワークショップを企画した鳥井さんからは、
「子どもたちと関わる企画は久しぶりだったため、新しい学びもあり、良い経験になりました。」
と充実感あるコメントがありました。
 
小さな取組の一つではありますが、
このようなアートをきっかけにした交流が今後も増えいくことが京都駅周辺ならではのまちづくりにつながると思っています。

子どもたち、そして、協力してくださった芸大生の夏休みの思い出の1つになっていると嬉しく思います。

今回協力いただいた芸大生の鳥井さんと麥田さん

  • ワークショップを企画いただいた鳥井さんについては、「5TO9」第9号で紹介しています。

  • 鳥井さんが近日開催予定のイベントのお知らせ

「SUJIN CRAFT TOUR」
 日時:2024年10月19日(土)10時~17時
 会場:崇仁地域内のお店や施設6か所
 受付:京都駅ビル2F(事前予約制)
SUJIN CRAFT TOURは、ものづくりをしながら地域に根ざす6つのお店や施設を自由に巡り、芸大生が見つけた「崇仁」の魅力に触れるツアーです。

📝総合企画局プロジェクト推進室