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京都偏愛

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「京都はあなたの愛を確かめたい」 京都のまちへの思いと愛に満ち溢れるマガジンです。みなさんからお寄せていただいた声と思いをつないで、京都のまちの未来を構想します。
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#歳時記

新春随想「京都偏愛」

毎年、三が日の楽しみと言えば、「箱根駅伝」を流しながら「新聞」を読むことだ。 元朝、日の…

とっておきの京都手帖2 西国街道

<西国街道> 京都というには少し外れているが、京都らしさ、歴史、そして実益を兼ねた絶好…

とっておきの京都手帖1 茶摘み

<八十八夜/茶畑> 宇治には朝霧が立つ。 今日5月1日は八十八夜。 新茶の季節到来だ。 こ…

とっておきの京都手帖6 賀茂祭

<立夏/ 5月15日は賀茂祭> 柔らかな新緑の中、薄紫の藤の花が揺れる。 その下には、金色と…

とっておきの京都手帖5 食堂「はやし」

<立夏/よしもと芸人も推しの 食堂「はやし」> 少し元気をつけようと思うと、かならず通う…

コラム「新風」 のれん探訪

フォトグラファーの北山さとです。 「とっておきの京都手帖」、編集・撮影を担当しています。…

とっておきの京都手帖7 漆芸家さん

<小満/伝統を守り新しい挑戦をする漆芸家さん> 漆。 古来、私たちの身近な存在でもあった。 そして今は漆芸として、そのものが受ける光と発する艶が、私たちの生活にしっくりと彩りを与える。 少し贅沢で豊かな時間を過ごさせてくれる名脇役、いや時には主役だ。 日常として漆器で頂く飲食は、不思議とその食材自体を味わおうと心身が反応する。 目まぐるしい世にあって、ひとときの解放感があり、満ち足りた五感に気付く。 今年1月に起きた能登半島地震で、日本の漆職人さんたちは壊滅的

コラム「新風」 祇園祭「山鉾建て」始まる

フォトグラファーの北山さとです。 「白石方一のとっておきの京都手帖」、編集・撮影を担当し…

とっておきの京都手帖9 早わかり祇園祭

<小暑/ 祇園祭を楽しもう> 日本最大級の祭、祇園祭。 動く美術館と言われる34基の絢爛た…

山ばな 平八茶屋

コロナ禍でYouTubeをよく観るようになった。 いろんなジャンルのプロ達が、動画で有料レベルの…

とっておきの京都手帖9 いよいよ祇園祭

<夏至/ 京の夏の風物詩> 「今年のお稚児さんは…」 毎年3月、4月頃から待ち遠しい。 京…

コラム「新風」 …蒲鉾って?

フォトグラファーの北山さとです。 「とっておきの京都手帖」、編集・撮影を担当しています。…

とっておきの京都手帖9 「ホイット! ホイット!」

<小暑/ 祇園祭の主役> 17日は、午前中に山鉾巡行があった。 鶏鉾のトラブルもありながら…

とっておきの京都手帖9 明日は還幸祭

<大暑/ 新生大船鉾> 「ホイット!ホイット!」について、昨年の京都新聞8月30日付で、とても分かりやすく紹介されていた。 思わず感嘆の声が漏れた。 河北健太郎さん、中西英明さんの取材によるものだった。 その最後にはこうあった。 民俗学について詳しい京都文化博物館の橋本章主任学芸員(当時)の言葉より、“「『何を見せるか』という意識の下で、音頭取りの動きも含めてかけ声が決まっていったのではないか」とする“と。 かつての御旅所 現在、神輿渡御が行われる四条御旅所。